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【新华社】中国の次世代スパコン開発が最終段階 20年~21年の完成目指す

发布日期:2019-06-18 18:02 来源:新华社 分享到:
  • 新华社2019年06月16日报道:

    2018年7月26日撮影した「天河3号」プロトタイプが設置されている国家スパコン天津センター。(天津=新華社記者/毛振華)

    【新華社天津6月16日】中国では昨年、100京(けい)級の次世代スパコン(E級スパコン)プロトタイプ3台が相次ぎ発表された。完成機の開発も最終段階を迎え、実用分野の開拓が進んでいる。完成は2020~2021年としており、完成機が世に出れば、中国のハイテク分野の発展と基礎科学研究に新たな利器がもたらされる。

    2018年7月26日撮影した「天河3号」プロトタイプの運用状況を検査する研究員。(天津=新華社記者/毛振華)

    中国が独自に開発を進める「天河3号」のE級プロトタイプは昨年7月、国家スパコン天津センターで開発と組み立てを終え、検証テストに合格した。同センター応用研究開発部の孟祥飛(もう・しょうひ)部長によると、開発チームはプロジェクトの過程でチップ3種類、計算ノードとストレージノード、サービスノード4種類、プリント基板十数種類を独自に設計。コア技術の掌握を実現した。

    同センターの劉光明(りゅう・こうめい)主任は、「天河3号」完成機の開発は2021年前後に完了するとの見通しを示し、計算能力は「天河1号」の200倍を超えることを明らかにした。

    2018年7月26日撮影したスパコンのソフトウエアの応用について意見を交わす国家スパコン天津センターの研究員。(天津=新華社記者/毛振華)

    「天河3号」プロトタイプの完成に続き、山東省の国家スパコン済南センターでは「神威」E級プロトタイプの設置も完了した。また、スパコン大手の曙光信息産業(中科曙光)が開発を主導する「曙光」E級プロトタイプも既に完成している。これにより第13次五カ年計画(2016年~2020年)の高性能コンピューター特別プロジェクトに掲げられた3台のスパコンE級プロトタイプはすべて引き渡しが完了した。

    中国はハードウエア・システムの開発に加え、高性能コンピューターの実用化でも大きな実績を挙げている。中でも中国初の100京級コンピューター「天河1号」は卓越した実績を築いた。

    孟氏によると、現在フル稼働中の「天河1号」は、毎日1400を超えるプログラムを同時処理している。サービス範囲も幅広く、ハイエンド設備の分野では海洋設備や小型無人機(ドローン)などのデータ・シミュレーションを支え、新材料開発分野ではナノテクノロジーや蓄エネルギー、超電導などの研究開発チーム200組以上の計算シミュレーション研究を支援している。天然ガス探査や工業デザイン、エミュレーションなど十数件の専門プラットフォームを構築し、一定規模以上(年商2千万元以上、1元=約16円)の企業200社以上に高品質のイノベーションサービスを提供することで、100億元近い経済効果をもたらしている。

    高性能コンピューティング分野でのグローバル競争はますます熾烈になっている。米エネルギー省は半導体大手インテルとスパコン大手クレイに同国初の次世代スパコンの開発を委託。2021年頃の引き渡しを見込んでいる。欧洲連合(EU)でも2022年~2023年に初の次世代スパコンの引き渡しが行われる見通し。(記者/毛振華)


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